水環境学会 ワークショップ in 岡山

昨日までの3日間,水環境学会 流域物質動態とノンポイントソース研究委員会 主催のワークショップを岡山で開催しました。 
企画は一年前から始めていましたので,ようやく終わってほっとしています。
 
今回は,鉱山・鉱物と環境との関わりをテーマにして見学先を選びました。
普段,あまり見る機会もないような場所にも行ってきました。
また,夜には学生さんにみっちりと,まじめなテーマで議論していただきました。
参加して下さった先生方・学生さんにも楽しんでいただけたのではないかな,と思っています。
少なくとも,私自身はとても面白かったです!


今回の企画で気がついたのが,岡山には鉱物に関する場所・施設が多いということでした。
小さなものまで含めると,過去には20以上の鉱山があったようですし,海岸沿いには精錬所も置かれていました。
それ以外にも,たたら製鉄,長船の刀鍛冶,高梁市吹矢地区のベンガラ色の町並みなど,鉱物(金属)に関わる文化,鉱石を輸送する鉄道跡などもあります。
これらの場所をつなげば,「鉱物資源ツーリズム」のようなものもできるような気がしました。
 
とにかく無事に終わってよかったです。

鉱山廃水の処理施設

 ウラン鉱石

 津山高校での講演会の様子

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