水環境フォーラム in 岡山 無事終了

 昨日(12/2)午後,第21回水環境フォーラム in 岡山を開催しました。

今回は,オンライン+対面のハイブリッドで実施し,56名の方にご参加いただきました。

ありがとうございました。

 

今回は湖沼の水質保全をテーマに取り上げました。

私自身,最近は水処理に関する研究を主としていますが,博士論文が琵琶湖の水質に関するものでしたので,私にとっては懐かしいテーマとなりました。

ただ,お話を伺っていると,水質保全の対策が進行したがゆえに新たな課題が出てきていると感じました。

例えば,昔に比べ保全対策が進み,これ以上対策を実施しても水質改善の効果が小さい。その上,毎年の気象条件の違いによって水質が変化し,この変化幅が保全対策による変化幅よりも大きく,保全対策による効果の確認ができなくなってきている,など。

従来のように下水道整備などの水質保全対策を実施すればよいということではなく,今後は,あらたな取り組み・あらたな視点が必要な気がしました。

これという答えを持ち合わせているわけではありませんが,考える種をいただきました。

講演会をやってよかったです。

 

ウェビナーの様子(↓)




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